どーも!
生ガキに初チャレンジして食あたりにビビッている石田です!
先日ふとゲーセンの両替機を利用して不便なところをお客視点で初めて感じたのですが、ゲーセンの両替機で10,000円札を両替するとほとんどの場合1,000円札9枚と100円玉10枚で返ってきます。
と元ゲーセン店員なりに気づいたのですが、これには両替機の仕組みで仕方がないところがあります。
そこで今回はゲーセンの両替機の仕組みについてお教えしたいと思います!
ゲーセンの両替機はどうなっているの?
両替機の仕組み
ゲームセンターの両替機の仕組みはいたってシンプル。
①投入された金額(お札、硬貨の種類)を確認する。(500円、1000円、5000円、10000円)
②投入された金額に応じて両替を行う。
例:500円投入→100円玉×5枚 1000円投入→100円玉10枚
たったこれだけ!
投入金額分の両替を行うだけです(笑)
これと言って特別なことはしていません。
釣銭用と投入用で別で管理!
1つ特徴があると言えば、投入されたお金と両替用のお金は別で管理されているという事。
例えば飲料自販機の場合、10円玉のつり銭切れの時に10円玉を使って飲み物を購入すると、つり銭切れの表示が無くなることがあります。
このことから、お客さんが投入した硬貨をそのまま他のお客さんのつり銭として使用していることが分かります。
ゲーセンの両替機の場合、これとは正反対の役割を果たします。
例えば、1000円札を投入しても、他のお客さんが10000円の両替をするときにお釣りとして払い出されることはありません。
分かりやすく言うと、1000円札切れを起こしたとしても、実際には機械の中に1000円札が残っている状態です。
何故ゲーセンがこのような方式を採用しているかというと、こちらの方が単純なつくりのため、コストが安く導入しやすいという点が最大の理由です!
ゲーセンは利用者数や店の規模によって、店内に複数両替機を設置する必要があり、安く抑えたいという考えがあります。
また、飲料の自販機はつり銭が切れると販売できなくなるという死活問題が発生するため、つり銭を上手にやりくりする必要があります。しかしゲーセンの両替機の場合は、仮につり銭が切れたとしても店員がすぐに対応(補充)が行えるので、飲料の自販機のようにやりくりする必要がありません。
このような観点から、ゲーセンの両替機は投入金とつり銭は分けて管理されています!
5000円札?必要ねーだろ?
最初の問題提起。
「1000万円札両替すると全部1000円札と100円玉で帰ってくる問題」は何故発生するのか。
先ほどの通り、機械の仕組みを単純化するために省略されたというのもありますが、
ゲーセンで5000円札なんて必要ないでしょ??
というのが最大の理由。
まぁ、用意するのもめんどくさいし、必要ないでしょとのことで5000円札は出てこないようになっています。
ちなみに500円玉は用意している店舗としていない店舗があります。500円玉投入可能(UFOキャッチャーなど)なゲームがある場合でも、100円玉を連続で5枚入れれば問題ありません。
例えば、500円6プレイのサービス台で遊ぶ場合、500玉を1枚投入した場合でも、100円玉を連続で5枚入れた場合どちらも6プレイのサービスを受けれます。
したがって、500円玉が用意するかしないかは店側の裁量によります。
両替機の秘密
両替機の中身の金額は絶対に変わらない!
普通に考えて、1000円入れたら1000円返ってくるのが両替機。
100万円入れても100万円返ってくるのが両替機です。
何が言いたいかと言うと、両替機の中身の金額は絶対に変わりません!
(もちろん、手数料を取ったりとかは絶対にしませんよ!(笑))
両替機以外の機能を持つ両替機(メダル貸機を兼ねている場合)は中身の金額は変化しますが、メダルの貸出機能がある場合、メダルでの売り上げを把握すれば両替機の中身の金額をしっかり把握できます!
両替機で嘘はつけません!
先ほど話した通り、両替機の中身の金額は基本変わりません。
つまり、両替機での嘘は直ぐにバレます!
具体的に言うと、実際にいたお客で「100円玉が足りない」「1万円札入れたのに出てこない」などなど…
大多数のお客さんは実際に出てなかったり、詰まったりしています。しかしながら、一部のお客さんは悪意を持って嘘をつく方が多いです。
ただし、ゲームセンターもこのような嘘への対処方法を勿論用意しています!
このような問い合わせが発生すると
①直近で入れられた紙幣の金額を調べる。
②両替機の中身の金額を調べる。
以上の2つを行います。
①ではお客さんが両替機に投入した額が本当に両替機に入っているのかを調べます。
そこで矛盾があれば指摘します。
それでも納得がいかない場合、②を行います。
②の作業はお金を数える必要があるので、かなり時間がかかります。大体嘘つくお客さんはこの時に諦めて帰ったりすることがほとんどです。
ゲーセンではいわゆる「両替機詐欺」なるものには時間をかけて対応することが多いです!
まとめ
今回はゲームセンターの両替機について雑学的な意味で語ってみました!
とりあえずゲーセンパンドラボックスである「両替機」はいたって単純明快な構造だってことを理解してもらえればいいかなと思います。
後嘘はダメよ(微笑)
では、本日はこれにて撤収!
コメント